意外な理由で『待った』がかかりました 

From:関谷はやと


公道を走行する自動車には
車検の有効期限を表示するため、
フロントガラス内側の中央部上辺に
『検査標章』と呼ばれるステッカー

通称『車検ステッカー』が
貼付(ちょうふ)されているんですが、
近年、フロントガラスの上部には、
安全装置のカメラやレーダーのほか、
ドライブレコーダーなどが
装着されるようになったこともあり、

今のままだと
車検ステッカーを貼る余地が無い、
というケースが増えてきました。

そんな背景もあり、、
所轄の国土交通省から昨年、
車検ステッカーの貼り付け位置を
『前方かつ運転席から見やすい位置』
という前提のもと、
『前面ガラスの運転席側上部で、
車両中心から可能な限り遠い位置』
との通達が出されたんですね。

つまり、この文章を一言でいうと、
『運転席側の上部隅っこ』と解釈でき、
今までと貼り付け位置が変わることになります。

そして実際の施行日を
今年の1月からと定められた上で、
僕たち自動車整備業者への周知となりました。

ところが!
このステッカーの貼り付け位置をめぐって、
ある指摘が出されたことをきっかけに、
実は今年1月からの施行前に
『待った』がかかり、
ここ数か月の間、迷走状態に陥りました。

しかも、、
施行前は割と大々的に発信してたのに比べ、
年が明けて『待った』となった際には、
国土交通省のHP以外からは、
ほとんど知らされることが無く、

そのおかげで、
僕たち自動車整備業者にとっては
まさに『寝耳に水』でした。

たしかに、
『日頃から情報収集しておけよ!』
そう言われればそれまでですが(苦笑)

まさか国の機関である国土交通省が、
実際にルールを施行する段階になって、
『待った』をするなど思いもしませんからね。

じゃあ何が原因で
『待った』になったのか?というと・・
当初の通達通り、
車検ステッカーの貼り付け位置を
『運転席側の上部隅っこ』に限定してしまうと、
今度はカーナビのフィルムアンテナが
貼られている場所と被さってしまい、
ステッカーを貼る余地が無い状態に
なることが分かったんですね(驚)

最初にお話ししたように、
車のフロントガラス上部には
安全装置のカメラやレーダーのほか
ドライブレコーダーなど、
様々な装置が付いているので、

今回のルールを決めた国土交通省も
その点を考慮した上でのことでしょうけど、
どういう訳か
フイルムアンテナの存在が
忘れられていたんですね〜

僕が思うにフィルムアンテナって、
これらの装置と比べてずいぶん前から
フロントガラスに貼られていたので、
当たり前すぎて
盲点になってたんじゃないかと。

その結果、
『運転者の視界を妨げない前方かつ
運転席から見やすい位置』
という表現を追加した上で、
今年7月から施行されることとなりました。

関谷はやと

 
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