不公平感から反発が生まれる典型的な例 

From:関谷はやと


先日このメルマガで、
車に係る税金の話題を取り上げましたが、
理由の1つに、ここ1〜2週間の間、
政府にいる人たちの立場によって
車への課税に対する見方や考え方が、
大きく異なっていると感じたからです。

ちなみに、
車に係る税金の主な使途として
新たな道路の建設や、
すでにある道路の維持整備のほか、
排気ガスによる大気汚染防止といった
環境対策に使われています。

その中で今注目されているのが、
例えばエンジン車の場合は、
燃料となるガソリンの量に対して
一定額の課税がされていたんですけど、

電気で走るEVのように、
ガソリンを使用しない車になると、
これまでと同様の課税ができないため、
国として税収が減少してしまうんですね。

そこで提案されたのが、
ガソリン、電気といった燃料の種類に関係なく、
実際に車で走った走行距離に応じて課税される
『走行距離課税』という方法です。

たしかに、
道路を使った分に応じて税金を納める、
というのは一見公平な気がしますが・・

ただ、
公共交通が整備されていない地域では、
車が生活必需品として使われているため、
走行距離が伸びる傾向にあります。

すると、住む地域によって
課税額に差が出るという点で考えると、
逆に不公平感を生むことになりますよね。

しかもガソリンに対する課税は、
給油した量に応じていたので、
同じ走行距離でも燃費の良い車なら
燃費の悪い車より税負担が少なく済むため、
それなりの公平感があったんです。

そんな背景もあって、これまでは、
燃料の『使用量』に課税されていたのが、
ガソリンを使わないEVの普及とともに、
課税の対象がいつの間にか
燃料の種類や燃費性能とは無関係な
走行距離にすり替えられてるじゃないか!?
という所にこの話の本質があるはずです。

それなのに、
走行距離課税を提案した人たちは、
走行距離課税に対する反発が多かったとして、
今度は『道路利用税』という呼び方に変え、
あくまで車そのものへの課税に
こだわってる感じなんですよね。

でも、
これまでと同じ目的でEVに課税するなら、
車の走行距離じゃなくシンプルに
充電した分の電気代に課税した方が
ユーザーからの理解も得やすいはずなのに・・

この件、あなたはどう思いますか?

関谷はやと

 
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