名勝負には必ず○○がある、という話 

From:関谷はやと


ここ最近、開催された対戦スポーツの中で、
文句のつけようない形で感動した試合を
昨夜、久しぶりに見たような気がします。

『ボクシング世界バンタム級王座統一戦』
という世界チャンピオン同士の対決に臨んだのは、
その圧倒的な強さで
『モンスター』と呼ばれていることから、
ボクシングファン以外の人にも知られている
日本の『井上尚弥選手』と、

ボクシング選手としては、
超異例の39歳という年齢ながら、
昨年5月に、世界チャンピオンに返り咲いた
フィリピンの『ノニト・ドネア選手』でした。
(以下、井上尚弥・ドネア選手)

結果は、井上尚弥が、
2ラウンド1分24秒TKOでドネア選手を下し、
これで3団体の統一チャンピオンになりました。

ちなみに今回の試合、
実は両者にとって2年7か月ぶりの再戦で、
前回は井上尚弥選手の判定勝ち、
という結果だったんですが・・
その試合で敗れた、
ドネア選手の闘争心に火が付いたんですね。

そこからドネア選手は、
井上尚弥との再選を果たすべく、
過酷なトレーニングと試合を重ね、
再び世界チャンピオンに返り咲き、
『今が最もコンディションが良い状態だ』
と言えるまでに仕上げてきました。

一方の井上尚弥は、
現在4団体ある競技団体うちの
2つの世界タイトルを持っていますが、
全団体のタイトル獲得を目指していることもあり、

今回の試合は良い意味で、
『そのための通過点』として臨んでいるため、
『圧倒的な試合で勝たなければ意味がない』
そう自らにプレッシャーをかけてきました。

しかも、試合直前には、
対戦相手のドネア選手に対して、
『自分(井上尚弥)との闘いを最後に、
しっかり花道を作れれば・・』
というコメントしていました。

これを、ふざけた調子で言うと、
わざと相手を怒らせたり挑発することで、
心理的な揺さぶりをかける
『トラッシュ・トーク』になるんですけど、、

ところが、もはや両者の間には、
そのような小手先の戦術など必要ないくらい、
お互いに敬意を払い合っていたので、

まるで戦国時代の織田信長が、
長年戦ってきた甲斐(山梨)の武田軍を
滅ぼした時の有名なエピソード、

武田家最後の棟梁となった
武田勝頼(武田信玄の息子)が、
家臣の造反もあって、
いよいよという局面に追い詰められた際、

織田信長が(武田勝頼の)
『最後となる場所を与えてやれ・・』
と命じて自軍の最精鋭陣を送り込み、
武田勝頼に引導を渡した
『天目山の戦い(てんもくさん)』
を思い起こさせました。

ちなみに織田信長も、
時代の流れにより戦いこそしましたが、
戦国武将の棟梁として500年間続いた
武田家には敬意の念を抱いていたそうで・・

だからこそ『単に武田軍に勝てばいい』
という対応ではなかったと言われています・・

まあ、今の時代なので、
戦国時代のような場面はありませんが、
『対戦相手に対する敬意』
という視点から見れば、

今回の試合は、
後々まで語り継がれる名勝負の一つに、
間違いなくなるでしょうね・・

関谷はやと

 
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