それは違う 

From:関谷はやと


乗用車、トラック、バイクと種類を問わず、
国内の自動車製造メーカーで構成されている
『日本自動車工業会』
という団体があるんですけど、、

その会長を務めている
トヨタ自動車社長の豊田章男氏が、
つい先日行なわれた記者会見の席で、

今月末に予定されている
自民党総裁選に関連して、

一部の政治家から、
『すべてを電気自動車にすればよい』
とか、『製造業は時代遅れだ』
という声を聞くこともあるが、
『それは違う』とコメントしたそうです・・

たしかに、いくら脱炭素
(だつたんそ)のためとはいえ、
世の中の車をすべてEVにすれば、
それで課題が解決できるなんて話が、
いかに現実離れしてるか!?

この会見で、豊田会長が
本当に伝えたかったことは、
エンジン車だ、いやEVだというように、
車の種類が先行した議論じゃなく、

これからどうやって
温室効果ガスの排出を削減していくか、
どんな車なら、それが実現できるか?

そういった議論をしていくべきだと
伝えたかったんでしょうね・・

車業界でビジネスをしている僕には、
とてもよく分かります。

でも、
その政治家の方が言うのも一理あって、

実はEVやPHVを購入する際には、
(PHV:プラグイン・ハイブリッド車)
国からの補助金が最大80万円もあって、
電動化(脱炭素)のためではあるものの、

メーカーにとっては販売のための
後押しをしてもらってる形なんですよね・・

なので、政治家の側からすれば、
国からの後押しがあるからこそ、
売れてる訳じゃないか!?

みたいな気持ちも、
少なからずあるはずです。

それを、普段からあまり、
車と関わることのない人たちから見ると、

豊田会長のように、
自動車業界を代表する人物が、
『それは違う』と言えば言うほど、

世界が電動化に向かってるのに何で?
とか、どうせ自分たちの業界のことしか
考えてないんだろう!?

みたいに、
受け取ってしまう人もいるので、

『すべてEVにすればいい』
『製造業が時代遅れだ』
という発言が違うと言うのなら、それを
行動や実績で示していく必要があります。

そこでトヨタは、
この会見とほぼ同時に、
別のオンライン説明会の場で、

『電池事業に対して2030年までに
1兆5000億円もの投資をする』

『次世代電池として注目されている
全個体電池というタイプの電池を
搭載したHV車でナンバーを取得し、
すでに昨年8月から
公道を使った試験を始めている』
 

全個体電池を搭載したEV

 

オリンピックのマラソン先導車にも
同じボディーの車が走っていました

と発表していたんですね〜

ちなみに、
全個体電池を搭載した車で、
ナンバーを取得したのは
トヨタが世界初なんだそうです!(驚)

まさに有言実行!

日本の製造業が時代遅れどころか、
世界の最先端だと証明している訳で、、

公の場で発言するだけのことを、
しっかりとやっているのは、さすがです。

なので、ここは産業界と政治とが、
お互いに理解し合えるように進めば、
もっと活気づくのになあ思います。

関谷はやと

 
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