古くて新しいもの・・?? 

From:関谷はやと

プライベートデスクにて。

最近発売されている車の中で、

ひと昔前の車を思わせるような、

ちょっとクラシカルなデザインをした車や、

当時人気があった車種のデザインを真似た車が、
話題になっています。

例えば、、

トヨタの『86(ハチロク)』という車、

元々は、カローラ、スプリンターという車名の、

『車両型式』を商品名として名付けています。

僕たちが車に乗り始めた当時、

車両型式『AE86』といえば、
小型のFRスポーツカーとして、

多くのファンがいた車です。

それにあやかる形で、
新型『86』は発売されました。

しかし、車体のデザインについては、
当時のAE86の面影を残さず、

それより前に販売されていた、
『幻の車』といわれる、

『トヨタ2000GT』を模したデザインとなっています。

他には、

フランスのルノーという自動車メーカーが、
スポーツカーとして販売していた、

『アルピーヌ』という車名が復活するようです。

この車の車体のデザインも、
往年のラリー・カーとして名を馳せた、

『A110』というのがベースになっています。

このメルマガでは、
画像をお見せできないのが残念なんですけど、、

さらに!

車だけに限らずオートバイにも、

これと同じ流れでデザインされたものが登場しました。

ホンダのオートバイといえば、
『CB』というシリーズが現在でも人気があります。

ちなみに、
30〜40年前のモデルに至っては、、

コンディションの良いものだと、
その価格は、数百万円もするそうです。

発売当時の価格から、
実に10倍のプレミアムが付いている計算です・・

こうなると、、

当時のデザインのオートバイに乗りたくても、

もったいなくて、、

たとえ所有していたとしても、

乗らずに飾っておきたくなるのが人情です。

ホンダも、そういった声に反応して、

『CB1100』というモデルを発売しました。

外見は当時のモデルに近いものの、

使われている部品は最新のものです。

こういった形で、

昔のベストセラーや当時人気があった商品が、

新品となって売られている現状から、
マーケットのトレンドを分析してみると、

『懐かしさ+憧れ』を再現してくれる商品に、

注目が集まっているように思います。

そう言われてみると、、たしかに、

日用品や食品などに、

『復刻版』と書かれたパッケージを、

この最近目にする機会が増えたように思います。

ただ、
売れる商品にするためには、

『懐かしさ+憧れ』に加えた、

もうひと工夫の何かが必要です・・

オートバイでいえば、

スタイルばかりじゃなく、
当時の乗り味やマフラーからの排気音も、

作り方を間違えれば、
ただ古臭いだけになってしまいます。

それを損なうことなく、

いかに現代風にアレンジしたのか、など、

『古くても新しいもの』だと感じさせてくれる、

そういった要素がいると思います。

関谷はやと

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