そんなのアリ!?な保険 

From:関谷はやと

三栄自動車の事務所にて。

今から10年ほど前のことです。

僕は、
ある損保会社が組織した、
自動車整備工場グループの

愛媛県代表を務めていたことがありました。

そのグループで年に1〜2度ほど、
各都道府県代表の集まりがある時には、

本社がある東京に出張して、

普段は中々お目にかかれないような、
損保会社の経営陣の方々と、

直接お話をさせてもらう機会もあって、
保険のこと以外にも、
様々なことを学ぶ機会に恵まれました。

そして、
こういった方々の若い時の話、

つまり販売現場や商品開発現場にいた頃の話が、
とても興味深かったですね。

現在では、
ほとんどの人が何かの『保険』に加入しています。

その中でも、
自動車や住宅の火災・地震災害などを補償する、
『損害保険』や、

万一の際のケガを補償する『傷害保険』など、

このメルマガを読んでくれているあなたも、
こういった保険に加入して、
何かの補償をつけていると思います。

その『保険』にも、
面白い商品名がたくさんあって、

通称名でちょっと例をあげると、

猟師さん向けの『ハンター保険』、

小売業向けの『金庫保険』、

農畜産物業者向けの『利益保険』など、

この中で、
特に養殖業者さん向けには、

扱っている動植物の名前を通称名にしています。

僕が代表を務めていた時の、
損保会社の四国エリア担当重役さんが、

たまたま、北海道出身の方で、

その方が営業担当者時代、

得意にしていたのが、
先ほどの農畜産物業者さん向けの商品開発だったそうです。

ライバルの損保会社が、
酪農業者向けに『牛保険』を発売すれば、、

「よーし、こっちは豚だ〜!!」といって、
養豚業者さん向けに商品を発売したり、

ライバルが養鶏業者向けに、
『ニワトリ』を扱えば、

こちらが毛皮業者向けに、
『ミンク保険』を発売したりと、

当時は動物対決さながらの様相だったそうです。

でも、現役時代は、

「自分は損保会社に入社したはずなのに、
何で動物の後ばっかり追いかけているんだろう・・」

などと思っていたそうですが、

今となっては笑いながら、

当時のことを懐かしそうに、、

動物のおかげで、
いろんな商品を発売させてもらいました・・と、

そんな話をよく聞きました。

今では、取り扱っていない保険商品も、
たくさんありますが、、

このように時代と共に、

保険の商品性というのは変わっていきます。

そして、
つい最近も、ちょっと世相を反映した、
新しい保険商品が登場しました。

それが、、『孤独死保険』です・・

どんな保険商品かというと、
アパートなど賃貸住宅経営者向けに、

万が一の時のために、
遺品整理に要する費用の補償や、

その後の入居者がいなくて、
空室期間が長引いたときの家賃収入などを、
補償してくれる保険です・・

気持ちは複雑になりますけど、、

ビジネスとしては、
需要のある所に商品を提供する、という、

きわめてシンプルな理由です。

『保険』という商品には、
こういった側面も隠れているんです。

関谷はやと

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