ネジ 

From:関谷はやと

いきなりですが質問です!

メカニックの仕事の中で、
一番多い作業って何だと思いますか?

ズバリ答えは、
『ネジ』をゆるめるのと締めることです。

何だ、そんなことか・・
と思うかも知れませんが、

車やバイクといった乗り物は、
それこそ何百、何千もの部品で
構成されていて、

その部品を組み合わせる方法として、
もっとも代表的なのが
『ネジ』による接合なんです。

そのため、
何をするにしてもメカニックは、
まずネジをゆるめて目的の部品を取り外し、
修理や調整をして、
場合によっては新しい部品に付けかえ、
今度はネジを締めて元通りの状態にします。

まあ、簡単に言ってしまえば
これだけになりますが・・

でも、ネジって、大きさや材質、
取り付いている場所や数も様々なので、
そのため手持ち工具もほとんどが、
ネジをゆるめる、
あるいは締めるという目的に合わせた
様々な形状やサイズの工具で
占められているんですよ。

つまりメカニックにとっては、
どんな種類のネジであろうと、
どんな場所に取り付いていようと、
また、どんな状態になっていようと、

とにかく、まずネジをゆるめる作業が
確実に出来なければ仕事になりません。

なので、言い換えれば、
そこでメカニックのレベルが知れる、
ともいえます。

ちなみにですがネジって、
ほとんどが金属でできているので、
(中にはプラスチック製のもありますが)
長い年月かけて外気や水分に触れることで、
サビ付いたりするんです。

またネジが締められている場所によっては、
高熱にさらされ続けることでネジが錆び、
(科学の世界では熱による酸化といいます)

そのままでは、
工具をフィットさせても、
サビ付いたネジがゆるまないケースも・・

そこで、
サビ付いたネジをゆるめる方法として
もっとも代表的なのが、ネジ同士の
かみ合わさった部分にスプレー式の
『潤滑浸透剤』を吹き付る方法です。

これは、サビ付いたネジの部分に
潤滑剤が浸透することで
ネジ自体の滑りが良くなるためです。

それでもダメな場合は、
ガスバーナーを使って
ネジが赤くなるくらいまで焼くと、

高熱を与えられた金属は
熱膨張するという性質があるので、

ネジが膨張すると、
錆びたネジのかみ合わさった部分に
『すき間』ができるんですね。

そして、
少し間をおいて焼いたネジを冷やしたら、
あとは工具をフィットさせればネジがゆるみます。

ただ、ガスバーナーが使えるケースなら、
この方法が採れるんですけど・・

ネジが赤くなるくらい焼くので、
他の部位に熱の影響が及ぶことを考えると
使えるケースも限定されてしまいます。

そこで最近では、
スプレー式の急冷材を使って
ネジにマイナス40℃もの液剤を吹き付け、
錆びたネジをゆるめる方法もあります。

これはさっきお話しした、
金属に高熱を与えると膨張する性質の、

今度はこれと逆で、
金属が冷やされることによって
縮む(収縮する)性質を利用した方法です。

すると、ネジを焼いた時と同様、
ネジが縮むことで、
かみ合わさった部分にすき間ができます。

こんな具合に、
ネジをゆるめる作業一つとっても
実に様々な方法があるんですね〜

関谷はやと

***********************

メールマガジン【三栄自動車のメルマガ】

発行責任者:関谷はやと (三栄自動車)

〒790-0054 愛媛県松山市空港通2丁目14番7号
ホームページ:  http://3ei-j.com/
メールアドレス: info@3ei-j.com

メルマガは自動配信がおススメ(無料です!)
希望される方はコチラ↓の登録フォームまで
【三栄自動車のメルマガ】
https://55auto.biz/3ei-jseibi/registp.php?pid=1

***********************

メルマガの配信を解除される方は、
コチラをクリックして下さい。

https://abfll.biz/brd/55s/3ei-jseibi/mail_cancel.php?cd=05rtLFeSX90Bk1

カテゴリー: 三栄自動車のメルマガ パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です