やはり選択と集中が大切だと・・その1 

From:関谷はやと

プライベートデスクにて。

僕はこの最近、
タブレットで読む『電子書籍』にハマってます。

理由は色々とありますが、

一番は『全てが手軽』ということです。

例えば今までだと、本を読むためには、

まず『本屋さん』へ行く必要がありましたよね。

さらに、目的の本が、
本屋さんに置いてあればいいんですけど、

もしなければ、

取り寄せてもらうか、

急ぎなら、
別の本屋さんに足を運ばなくてはなりません。

しかも、

『出版不況』だと言われて久しいはずなのに、

新刊は次々と発刊されています。

これってただ、
ベストセラーと呼ばれる本が減っただけで、

小口の本、つまり『マイナー本』は、

以前よりも多くなっています。

これはインターネットの普及によって、

世間に向けて、誰でもが気軽に、

『発信』出来るようになったことと、
無縁じゃないはずです。

多くの発信は、
それこそ『無料』で行われています。

いつもあなたが読んでくれている、

このメルマガもそうですが・・

もしこれが、
ある程度の読者数と反響があったら、

紙の本にしても『売れる』と判断され、

無料から有料のコンテンツへと変わります。

しかし、紙の本となると、

電子書籍に比べて、
印刷とか在庫・流通、店頭販売など、
様々な手間と初期コストがかかります。

ただ、ベストセラーとか、
ある程度の部数が売れれば、

それに関わっている人たちは、
コストへの対価という形で、
広く恩恵を受けることができます。

電子書籍が普及するまでは、

この方法しかなかったために、

本が売れない状態が続くと、

すぐ『出版不況だ!』と決めつけたり・・
というより、

今までが『しょうもない本』でも何でも、

一緒くたで本屋さんに並んでいただけなんだと・・

それに気付いた人達は早々と、

アマゾンに代表されるように、

自分の読みたい本を、
インターネットショッピングで購入し始めました。

と同時に慣れてくると、

本を持ち歩くのって、
結構面倒なことにも気付きました。

さらに、

何冊も並行して読もうとすると、

その数だけ持ち歩く必要があります。

一冊でも面倒なのに、
これではもっと不便になりますよね。

そういった、
『不便さ』を解消してくれるのが、

電子書籍だったはずなんですが、

実は出始めの頃って、

ほとんど売れませんでした。

それは、タブレットのような端末も、
コンテンツと呼ばれる『本そのもの』もそうです。

ちなみに、

もともと電子書籍を読むための端末って、

日本の『ソニー』が開発したんですよ。

ソニーは、ハードと呼ばれる端末と、

ソフトと呼ばれる、
『コンテンツ』の両方を自社グループで扱っていました。

このやり方が、

前にもメルマガでお話ししましたが、

『自前主義』の悪い面です。

なぜなら出版物には、

それぞれ『版権』という、
いわゆる『コンテンツの価値』があって、

紙の本だから有料で、
インターネット上なら無料だ、

という訳じゃないんです。

なので、

ソニーがとった方法だと、

まず『版権』を手に入れることから
始めなくてはならず、

これが、
金銭的な負担になったことと、

そもそも『コンテンツ』が少ないと、

すぐに飽きられますよね。

結局ソニーは、

電子書籍事業を手離すこととなったんです。

この時、アップルの『ipod』のように、

『版権』にこだわっていなければ・・

またソニーは、

ビデオテープのVHSとベータ争い、

コンパクトディスク(CD)初期の伸び悩みなど、

ソニーには『自前主義』にこだわった結果、

失敗した例がたくさんあります。

その後、これらがどれだけ発展したか!?

何とも勿体ない話だと思いませんか?

逆に成功した『ウォークマン』は、

もともと存在していた、
『カセットテープ』を利用したからです。

この時は『機械(ハード)』を選択し、
集中したからこそ成功しました。

僕のビジネスでも、

車は販売していますが、
『車庫』は販売していません。

カーオーディオは販売していますが、

『コンテンツ』は取り扱っていません。

『そんなの当たり前やろっ!』

そう思うかもしれませんが、

その昔、電器屋さんでレコードやカセット、
CDを売ってた時代があったんですよ!

でも今は、
そんなことやってる電器屋さんって、

もうありませんよね・・

となると、

電子書籍の話題に戻りますが、

これからの紙の本屋さんって、

『紙じゃないとダメな本』に集中してみるのも、

一案かと思います。

例えば、

新刊と古本を一緒に並べて、
レンタルもするし販売もするとか、

全書立ち読みOKにして、

封切り前の本が欲しい人には、
倉庫から持ってくる、とか・・

『本そのもの』というハードだけでも、
色んなアイデアがありそうです。

次回は、

ソフトのアイデアを話題にしようと思います。

関谷はやと

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