ドロドロとした話・・　

From：関谷はやと

いきなりですが、
あなたは『ドロドロ』という言葉から
一体どんなイメージを思い浮かべますか？

ベタな例かも知れませんが、
『昼ドラ』で放映されてるような
ドロドロな人間関係を連想するとか（怖）

ちなみに僕の場合は、、
ヘドロでドロドロに淀んだ河川を
思い浮かべてしまいます・・

というのも、
僕がまだ子供だった１９７０年代の半ば頃、
住んでいた地域のほとんどは、
まだ下水道が整備されてなくて、

周辺を流れる川の役割も、
雨水を海に流すだけじゃなく、
農作物向けの用水路を
兼ねてるのはもちろん、

台所や洗濯機から出される
生活排水まで流されていたんです・・

そうやって
色んなものが流れ続けると、
川の水もヘドロ化して
ドロドロに濁ってしまいます。

当時は、そういった川のことを
普通に『ドブ川』と呼んでいました。

ところが、
ドブ川とはいっても、
僕ら子供にとっては、まあ
ごく身近な遊び場も兼ねていたので、
当然『川飛び』のような危険なことも
普通にやってたんです・・

そしてある日の夕方、
友人と遊び終えた僕は、帰宅するため
いつも通ってる道を一人で歩いてた時、

ふと、川幅が１．５ｍくらいで
両端がコンクリートじゃなく
盛り土で作られた
ドブ川が目に留まりました。

そしてなぜか、その日に限って、
川飛びをしてみたくなり、
少し迷った挙句『エイっ！』と、
勢いよく飛んでみたんですね〜

その結果はというと・・
もう想像つきますよね？（笑）

ジャンプ力不足で
向こう岸まで届かず、
手前の盛り土部分に着地した途端、

ズルっと滑ってしまった僕は、
あお向けになった状態で、
そのままドボンっ！と、
ドブ川にダイブしてしまったんです（泣）

そして、
ドブ川から這い上がる時にかいた、
プールなどとは違って
ドロドロとした水の手応えは、
今でも思い出しますよ（苦笑）

ところで、なぜ急に、
僕がドブ川に落ちた話などし始めたのか？
というと・・

実は、
今あなたが乗っている大切な車にも、
このドロドロのせいで、
大変なトラブルが隠れてるかも知れないので、

次回そのことをお話しする前に、

ドロドロに濁った水の手応え
みたいな感覚を、どうしても
先にイメージしておいて欲しかったから、
あえてキレイじゃないものを
例に挙げてみたんです・・

しかし、この例えのせいで、
もし気分を害してしまった人がいたら、
この場をお借りしてお詫びいたします。

関谷はやと

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