高級SUVが好調の陰に実は・・ 

From:関谷はやと

各自動車メーカーから発売される
『車の形状』にも時代というか、
流行とともに変わる傾向があって、

特に高級車メーカーが
新たに『SUVモデル』を登場させるのが
この10年ほどの傾向となっています。

ちなみに『SUV』というのは、
『スポーツ・ユーティリティ・ビークル』
の頭文字をつなげた略語で、
日本語に訳すと
『スポーツ用多目的車』となります。

見た目から表現すれば、
『車高が高くてタイヤ径の大きなワゴン車』
ですかね〜

ところで、このSUVについて、
僕が今までで一番衝撃を受けたのが、

それまでは車高の低い
2ドアモデルしかラインアップしてなかった
ドイツの高級スポーツカーメーカー
『ポルシェ』が、いきなり車高の高い
4ドアSUVを登場させたことです。

たしかに、まあ、
SUVのSはスポーツなんで、
大きな意味でとらえれば、
スポーツカーなのかも知れませんが・・

ところが、それよりも興味深いのは、

あのポルシェがSUVを作ったこと、

さらにそれがビジネス的にも成功した
という事実によって、
それまでは自らに制約を
課していたような雰囲気だった
世界中の高級車メーカーや
スポーツカーメーカーが
堰(せき)を切ったように、
一気にSUVを発表し始めたんです。

この流れは、
いまだに留まることを知らず、
今では超高級スポーツカーメーカーの
フェラーリ以外は、どのメーカーも
ラインアップしてるような状況です。

おかげで、
スポーツカーを買ってくれたユーザーに、
さらにもう1台追加して
SUVをおすすめできるじゃないか・・
という『裏ドラ(麻雀用語です)』的な
メリットに気付いた高級車メーカーは、

本業のスポーツカーもそこそこに、
SUVのラインアップを増やしてみようか!?
みたいな勢いで、経営的にも
うまく行ってるみたいです。

そこで最後に、
何でこんな現象が起きたのか?を
考えてみたんですけど、

暗い話題になるかも知れませんが・・

世界レベルで見ても所得格差、
いわゆる貧富の差というのが
以前よりも増々広がり、

高級車を買うことができる層は、
より高額なモデルを求め、
また1台よりも
2台3台と所有するようになり、

その対極として、
ポルシェやフェラーリとまではいかなくても
普通に働いていれば、それなりに
車を購入できる収入を得られてた人たち、

つまり、
今まで一番多くいたはずの
『中間層』と呼ばれる人たちが
減ってしまったのが一つの要因かも。

そう考えると、
高級車メーカーのSUVが
売れているというニュースを聞いても
ちょっと複雑な感情が残りますが、、

他の自動車メーカーだって、
そんな状況を
ただじっと眺めてるだけじゃなく、
色んなアイデアをひねり出しましたよ!

実は、この傾向がきっかけとなり、

『月々いくらで乗れます』という

今話題の新しい車の乗り方へと
発展したんですね〜(驚)

関谷はやと

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