土用の丑の日 

From:関谷はやと

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今日(7月27日 土曜日)は
『土用の丑(うし)の日』です。
そして土用丑とくれば『鰻(うなぎ)』で、
この時期になると、スーパーやコンビニ
デパート、ファーストフード店までもが、
鰻のかば焼きを売っています。

ちなみに鰻って、
まだ完全な養殖ができなくて、
量を確保するのにも
自然頼みの部分が残っているため、
どうしても不安定になってしまいます。

ところが、
この時期を狙って色んな所が
鰻を仕入れようと動くため、
卸売り価格も高騰していきます。

そして
それがそのまま販売価格に反映され、
『あり得んやろ!?』みたいな
値段になってしまうんですよね・・

すると僕のように
『鰻が食べたいな〜』と思ってても、
おいそれと口にできない人が現れ、

その結果
色んな所で鰻が売れ残ってしまうと、
今問題の売れ残り食品を廃棄する、
いわゆる『食品ロス』を引き起こします。

しかもそれだけじゃなく、
もともと普段から『鰻』を扱ってるお店も、
仕入れ価格高騰の影響を受けてしまい、
従来価格のままでは、
お客さんに料理を提供できにくくなる、
という悪循環に陥ってしまいます・・

僕が思うに、
この問題の解決策は2つあって、

1つ目は鰻の完全養殖化が進んで、
もっと大量の鰻が流通するようになれば、
その分価格が下がって、
みんなが食べやすくなるということ。

そしてもう1つは、
僕みたいに鰻を口にするのを
『あきらめること』でしょうか(泣笑)

ただ、どっちにしても
売れ残った鰻は食べられることなく、
廃棄されてしまうので、
どちらの解決策が良い、
とまでは言えませんね〜

話は変わりますが、

じゃあ一体、この鰻ブームって、
いつ頃から始まったのか?というと、

諸説ありますが、有名なのは
江戸時代の天才発明家『平賀源内』が
鰻料理屋さんに頼まれて作ったと言われる

『土用の丑に鰻を食べると滋養になる』

という名コピー(宣伝文句)がきっかけで、
『土用の丑=鰻のかば焼き』
の風習が定着したというのが有名です。

真意のほどはさておいて、

飲食店を経営する上で大切なのは、
いかに多くのお客さんに食べてもらうかですが、
『多くのお客さん』といっても、単に、
人数の多さという意味だけじゃなく、

高級店のような単価が高いお店でも、
じゅうぶんな数のお客さんが来てくれる、
という意味もあります。

そこで江戸時代に食べられてた
鰻のかば焼きの値段を調べてみると、
1800年頃で銀2朱(二朱銀)が
相場のようで、
これを現在の価値に換算すると、
だいたい2万円前後!?となり、

(当時の貨幣制度と現在の金相場
をもとにして算出しています)

すると鰻って、実は当時から
高級料理だったことが分かります。

それが現代のようになったのは、

江戸時代→時代劇→下町・庶民
→土用の丑=鰻は庶民の食べ物・・

というイメージのせいじゃないかと。

そう考えると、
僕みたいに土用の丑の日に
鰻のかば焼きが食べられなくても、
悲観することはありませんよね〜(笑)

関谷はやと

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